財務科目変更 【画面5】

1.財務科目登録内容の変更

① 現在行
現在カーソルがある科目は、行全体が水色になります。
② 削除マーク(コード左の四角い箱)
削除した科目は、このマークが青色になります。
③ 順番
科目を表示する順番です。財務科目が表示される画面・帳票では、この番号の昇順に科目が表示されます。
(注意:この番号は計算には関係しません。)
科目挿入をしたときは、初めここは空欄です。空欄の時に科目コード欄に入力すると、同じ番号がセットされます。しかし、4桁までの任意の番号に入力しなおすことができます。
ただし、同じ合計入力グループの科目などは、連続して表示されるように設定してください。そうしないと、入力のときに分かりにくくなるからです。
④ 財務科目-コード
使用中の科目の科目コードはグレー色が付いています。使用中の科目はコードの変更や科目削除はできません。
⑤ 財務科目-名称
別の名称に変更可能です。
⑥ 科目区分
財務科目の5分類のコードを設定します。
⑦ 資金区分
キャッシュフロー計算書で現金、当座預金など、「資金の範囲」に定義する科目に 1 を付けます。
「資金の範囲」以外の科目には、 0 を付けます。キャッシュフローは、この「資金の範囲」以外の科目が計算の対象となります。
全部の財務科目に設定してください。
⑧ 残高計算
財務科目の残高を計算する時に、当月残高を、

前月残高+借方-貸方 で計算する科目には 0:借方残 を付けます。
前月残高-借方+貸方 で計算する科目には 1:貸方残 を付けます。

残高は、試算表の残高と照合するために表示させているもので、キャッシュフローとは直接の関係はありません。
⑨ 期首残高
財務会計では、損益計算書科目の期首残高をゼロにして新年度をスタートします。「金流先生」の表示をこれに合わせるため、ゼロにする科目を決めます。
期首残高をゼロにする科目には、0:なし を付けます。また、貸借対照表科目は、1:繰越 を付け、前期繰越利益には2:算出 を付けます。
2:算出 を付けた「前期繰越利益』の前月残高欄は、自動計算されます。
この項目も、キャッシュフローとは直接の関係はありません。
⑩ 補助設定
補助科目を設定する科目には、1:あり を付けます。
補助科目が設定されていない科目に 1:あり を設定した場合、コード99の補助科目が自動的に生成されます。
補助科目を設定した科目には、必ず「補助科目関連付け変更」画面(直接法・間接法の両方とも)で、関連付けの設定を行ってください。以後は、財務科目の関連付けは計算対象から外れ、補助科目の関連付けによりキャッシュフローが計算されるようになります。
⑪ 大区分
3種類の合計入力グループに所属させる科目には、それぞれの区分の1~3の数字を入力します。
(それぞれの大区分の最初の科目は、差額を算出するための特殊な科目なので、名称以外はグレー色になっていて、内容の変更はできません。)
合計入力をしない科目には、0 を設定してください。初期は0 に設定されます。
⑫ 表示区分
入力時には科目が多すぎると煩雑で能率が悪いということがあります。
かといって科目は削除はしたくない、という時はこのチェックを外しておくと、試算表データ入力画面で表示されなくなります。
初期はチェックが入った、「表示」に設定されます。

2.登録ボタン

変更内容を登録します。
登録ボタンを押すと、内容が登録され、続いて「CF集計」が実行されます。

3.科目挿入

カーソルのある位置の上に1行が挿入されます。各区分に適切なコード等を設定してください。
★新しく財務科目(補助科目が設定してある場合は補助科目も)を作ったときは、必ず関連付けの設定(直接法・間接法の両方とも)をしてください。関連付けが設定されていない場合、キャッシュフローの集計でエラーになります。

4.科目削除

カーソルのある科目を削除します。
ただし、データが入力されている、使用中の科目は削除できません。
削除した科目の削除マークには青色が付きます。実際に削除されるのは「登録」を実行したときです。
また、一度削除の青色のマークが付いた科目で、もう一度削除ボタンを押すと、削除が取り消されます。