金流先生【Q&A】

金流先生の使い方について

Q:キャッシュフロー精算表などの出力をするときに、『キャッシュフローが「現金預金勘定の残高」に一致していません。出力を続けますか?』 というメッセージが出ます。
A:「現金預金勘定の残高」は試算表で入力した財務科目で、資金区分が現金、当座預金など、「1:資金の範囲」の科目の残高の合計です。この金額がキャッシュフローの残高に一致していない場合に、このメッセージが表示されます。
原因は、キャッシュフローデータメンテナンスでキャッシュフローを修正したこと、会社登録時の試算表の現金・預金勘定の残高と「キャッシュフロー開始残高」とが一致していないこと、などが考えられます。
「キャッシュフロー開始残高」は「月次処理メニュー」の「CFデータメンテナンス」で、下欄の「期首現預金残高」欄へ入力します

Q:会社コードを変更したいのですが?
A:会社コードの変更は、できないようになっています。
ただ、作成会社数に余裕があれば、少し面倒ですが次のようにして目的を果たすことができます。
① データ管理メニューで、変更したい会社データを一度エクスポート → 同じ会社をインポートすると、「会社コードが重複している」というメッセージが出るので、変更したいコードに変更してインポートを続ける。
② 変更したいコードでコピーができるので、変更前のコードの会社は削除する。

Q:会社を登録して、月次処理メニューを開くと、年月が入っていません。いつにすればいいのですか?
A:最初の年月を決めると、後から変更はできません。それより前の月のデータは入力できなくなります。
後で、その月より前のデータを入力する予定がある場合は、いちばん古い年月を見込んで最初の年月を決め、未入力のまま繰り越していくようにします。
例:23年9月から13ヶ月の推移キャッシュフロー計算書の作成を始めたい場合には、23年9月以前13ヶ月のデータが必要なので、最初の年月は22年9月に決めます。また、24ヶ月の推移キャッシュフロー計算書なら、21年10月です。

Q:新規に会社登録しました。試算表データを入力するのは面倒なので、直接キャッシュフローを入力したいのですが?
A:「CFデータメンテナンス」画面で直接キャッシュフローを入力することができます。ただし注意していただきたいのは、この場合他の画面(「試算表データ入力」「補助科目データ入力」「CF修正仕訳入力」)での入力はしないことです。
財務のデータが入力されている場合には、キャッシュフローを再集計するので、「CFデータメンテナンス」画面でせっかく入力しても、上書きされてしまうからです。
ただし、そのままでは現金・預金とキャッシュフローが合わなくなります。これに合わせるために、「試算表データ入力」で現金・預金だけを入力してください。
入力してあるデータが現金・預金だけの場合は再計算が掛かりませんので、「CFデータメンテナンス」画面で入力したデータが上書きされることはありません。

(注意: 「試算表データ入力」で現金・預金だけを入力すると貸借が一致しないので、バランスエラーになります。しかし、この場合にはそのままで構いません。)