キャッシュフロー精算表出力 【画面16】

・ CF精算表の目的は、財務科目または補助科目の借方・貸方の金額が、どのようにキャッシュフローに変換・集計されているかを確認することです。出力の対象は当月のデータだけです。
・ CF精算表は、直接法と間接法で別々に出力します。
・ また、CF精算表の表示単位は、一ヶ月単位、円単位のみです。

関連付けとCF精算表への出力の関係に付いては、こちらもお読みください。
1.選択出力方式
指定により、直接法または間接法の別が表示されます。

2.製作者
会社毎に登録されている「製作者」を計算書のフッタに表示するかしないかを選択します。

【出力帳票】

キャッシュフロー精算表(直接法/間接法)の構成

縦の列は、左から、
① 財務科目・補助科目
② 関連付け
③ 月次試算表
④ 修正前キャッシュフロー
⑤ キャッシュフロー修正
⑥ 月次キャッシュフロー計算書 の順に並んでいます。

横の行は、上から、
① タイトル
② 会社名・年月
③ 見出し
④ 科目明細
⑤ キャッシュフロー修正明細
⑥ 集計欄 の順に並んでいます。

【各欄の説明】

縦の列
① 財務科目・補助科目
財務科目と、補助科目を表示します。

表示区分を表示しない設定にした科目は表示しません。
金額のない科目も表示しません。
補助科目のない財務科目の金額は、すべての列に表示します。
補助科目のある財務科目は、月次試算表欄までは、補助科目と財務科目の両方の金額を表示します。
しかし、修正前キャッシュフローから右には補助科目の金額だけを表示します。

② 関連付け
財務科目と補助科目の借方・貸方に関連付けてあるキャッシュフロー科目を表示します。

③ 月次試算表
試算表データ入力画面と補助科目データ入力画面で入力した、月次データを表示します。

④ 修正前キャッシュフロー
財務科目と補助科目の借方・貸方ごとに、関連付けによって変換されたキャッシュフロー科目と金額を表示します。
関連付けの仕方とキャッシュフロー科目の入出金区分によって、出金欄と入金欄のどちらに表示するかが決まっています。

⑤ キャッシュフロー修正
キャッシュフロー修正仕訳入力で、入力した仕訳データはキャッシュフロー科目ごとに集計して、この欄に表示します。

財務科目を入力せず、キャッシュフロー科目だけで入力したデータは、全部の財務科目の最下行にまとめて表示します。

⑥ 月次キャッシュフロー計算書
修正前キャッシュフロー欄とキャッシュフロー修正欄の合計を表示します。

横の行

① タイトル
タイトルの後に、直接法と間接法の別を表示します。

② 会社名・年月

③ 各項目の見出し

④ 科目明細
財務科目、補助科目ごとの明細を1行ずつ表示します。

⑤ キャッシュフロー修正明細
キャッシュフロー修正仕訳入力で、財務科目を入力せず、キャッシュフロー科目だけを入力したデータは、全部の財務科目の下行に、キャッシュフロー科目だけをまとめて表示します。

⑥ 集計欄
キャッシュフローの当月の増減額、月初残高、月末残高の3項目です。
残高が財務科目の「現金・預金」の残高に合わない場合は、赤色が付きます。