月次処理メニュー 【画面11】

1.処理年月

① 直近入力・最終出力年月
処理中の会社の、直近に処理した年月が表示されます。
ただし、一番始めは、この欄は空白ですから、処理を始める年月を入力してください。
この年月は、入力の場合は、入力画面の年月、出力の場合は、作成する計算書の期間の終期となります。

注意: 最初の年月を決めると、変更はできません。また、それより前の月のデータは入力できなくなります。
後で、その月より前のデータを入力する可能性があると思われる場合は、いちばん古い年月を見込んで、未入力のまま繰り越していくようにします。

例:23年9月から13ヶ月の推移キャッシュフロー計算書の作成を始めたい場合には、23年9月以前13ヶ月のデータが必要なので、最初の年月は22年9月に決めます。また、24ヶ月の推移キャッシュフロー計算書なら、21年10月です。

★ 本バージョンでは和暦は「平成」年号のみに対応しています。そのため西暦でも1988年以前の年月は入力できません。

② 処理年月を変更するには、ボックスの右側の▼マークを押し、ドロップダウンリストに表示される年月から選びます。
ドロップダウンリストには次の年月が表示されます。

ⅰ 今までに処理したことがある年月(最大60ヶ月)
ⅱ 入力した最新の年月の翌月
(新しい月の入力をすると、その翌月の枠が用意されます。
60ヶ月を超えると、最古のデータから削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます)

以下、プログラム画面の左側が入力処理メニュー、右側が出力処理メニューです。

2.入力処理

① 入力の種類は画面の通り、4種類です。
直接法・間接法の両方で共通に使われるデータと、それぞれに入力が必要なデータがあります。
② 入力の順番は、決まっていません。通常は画面の順番に入力していくと、やりやすいでしょう。

3.出力処理

① 出力する計算書は、すべてキャッシュフローに関する計算書です。直接法と間接法で異なるので、別々に出力します。
なお、 帳票を出力するエクセルシートの保存について、一般的注意の「エクセルの帳票の保存について」の項をお読みください。

4.CF集計

入力されているCFデータを再計算します。
「金流先生」はキャッシュフローデータ自体を自由に修正できます。その結果、手入力ではどうしてもキャッシュフローを合わせることができなくなったときには、ここで再計算させることが出来ます。
ただし、このボタンでは、全期間に再計算を掛けます。部分的な計算はできません。月ごとに計算させたい場合は、例えば試算表データ入力画面で登録を実行することによって、計算が掛かります。

注意: CF集計では、入力した財務関係のデータからキャッシュフローを再計算します。この場合に、CFデータメンテナンスでキャッシュフローデータを直接手で修正していても、その修正は上書きされてしまいます。

ただし、キャッシュフローデータは次の場合は再計算・上書きされません。

★ その月に、試算表データ・補助科目データ・CF修正仕訳データが一件も入力されていない場合(ただし、試算表データのうち、現金・預金だけは入力されていても、上書きしません)。

つまり、現金・預金とキャッシュフローデータだけを入力してある月は、再計算が掛かりません。