設定【画面20】
「金流先生」では、いろいろな注意のメッセージが表示されます。
これらのメッセージは初期設定では、すべて「出す」に設定されています。
これらは最初は便利ですが、いくつも会社登録をして使っていくうちに、わずらわしくなることがあるでしょう。
そのため、分かりきったメッセージは出さない設定にできるようにしました。
変更画面/登録時のメッセージ
「登録します」や、「登録しました」というメッセージは、決まりきったものですから、いちいちメッセージが出て、そのたびに「OK」ボタンを押さなくてはならないのも面倒です。
その場合は、「出さない」にチェックしてください。
注意:ただし、この「変更画面/登録時のメッセージ」を「出さない」にした場合は、変更画面での登録時に、キャッシュフローを再計算しなくなります。これは再計算する時間も省略するためです。
しかし、この場合にも、月次処理メニューの試算表入力などの入力画面で登録した時にはキャッシュフローを再計算します。正しいキャッシュフロー計算書を作成するためには、月次の入力で再計算させるか、月次処理メニュー画面の「CF集計」を実行してください。
入力画面 / 登録時のメッセージ
入力画面ではメッセージを2種類に分けました。
「登録します」や、 「登録しました」は、出なくてもあまり問題はないメッセージです。
一方、
「金額がアンバランス」
「関連付けされていない科目がある」
「キャッシュフロー更新に失敗しました」
この3つのメッセージが出る場合は、そのまま出力すると、正しい帳票が出力されません。
例えば「金額アンバランス」のままにしておくのは、あとで直すことを前提に、仮にそうしておくだけですから、正式に出力をする時にはアンバランスが出ないようにしてください。
そういう意味では、このオプションは、作業内容をきちんと把握している場合以外は「出す」にしておいたほうがいいでしょう。
このメッセージを外す場合としては、例えば一括して入力しなければならないときに一時的に外す、という使い方を想定しています。
月次処理/出力処理のメッセージ
入力がアンバランスのままだと、「キャッシュフロー残高が現金・預金勘定に合っていませんが~」というメッセージが表示されます。
これもいちいち出てはわずらわしいのですが、入力でも出力でも何もメッセージが出ないようにすると、出力された帳票をいちいちチェックしないと、正しく出ているかどうか分からなくなります。
そういう意味で、正式な出力をする場合には、このメッセージは外さないほうがいいでしょう。